ミリメシを知っていますか?

ミリメシが今ちょっとしたブームになっています。ミリメシのミリとはミリタリー、メシはそのまんまで食事、つまり主に陸軍を中心とした軍隊で食べられている食事をミリメシといいます。食事といってもその中心は缶詰や携帯食糧になります。軍隊は灼熱の地域だったり、極寒の地域だったり、様々な地域で作戦を展開する可能性があります。なのでどんなに厳しい条件でも変質しない、非常に作りのしっかりした缶詰が求められます。なおかつ、作戦任務についている軍人にとって、唯一にして最大の楽しみが食事である為、食べる楽しみも追求して作られている点がミリメシの大きな特徴です。加えて、各国のミリメシはその国の食文化やお国柄が非常に色濃く反映される、という特徴もあり、調べてみると中々面白い研究対象なんです。

陸上自衛隊のミリメシ

では実際にはどんなものがミリメシとして食べられているのでしょうか。まずはわが日本の陸上自衛隊。実は陸自のミリメシは世界的にも評価が高く、カンボジアPKOに派遣された際に持参したミリメシは、現地で行われた各国対抗のミリメシ大会で優勝したほどの出来です。日本らしく、米飯とそれに相性のいいおかずを中心とした缶詰の構成になっています。白飯、赤飯、とり飯、酢豚、焼鮭、もつ煮、カレーなどがあるそうです。しかし1番の人気はたくあんだそうです。このたくあん、陸自に納入していた業者が倒産して今消滅の危機だそうですが・・・。食べたいと思った方、残念ながら陸自のミリメシは一般向けには流通していません。埼玉県朝霞市にある陸自広報センターに実際のミリメシを模したものが売っていますので、それで我慢して下さいね。あと最近はセガのクレーンゲームの景品で出てます。もちろん実物のミリメシではありませんが、陸自にミリメシを納入している業者が絡んでいるらしいので、気分は十分に味わえますよ。

世界各国のミリメシ

まず韓国ですが、やはりキムチの缶詰は定番なようです。焼肉や冷麺はあるんですかね〜。アメリカはやっぱり肉食が中心のがっつり系のミリメシらしいです。世界中のミリメシで1、2の美味しさを争うとされているのはイタリアとフランスです。例えばイタリアのミリメシは朝食用はチョコレートにビスケットにコーヒーとイタリア風の朝食。お昼はパスタにポークパテにビスケット、夜は羊肉の煮込み、なんかが出てきたりするようです。しかも必ず食後用のエスプレッソもついてくるという気配りのよさ。1度食べてみたいですね〜。フランスのミリメシもレストランで食べるようなフレンチがそのまま缶詰になってくると思っていいようです。食後のデザートまでちゃんとついてきます。穀物バーだったりドライフルーツだったりキャンディーだったりするらしいですが。このようにミリメシは各国特有の食材だけでなく、食文化そのものも反映されているのが面白いんですよね。

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